沖縄で出会った スーパーフード<もりんが>の話です。

はじめての<もりんが>
数ヶ月前に、沖縄に行ったときに、
地元のJAのスーパーで見つけたのが、
この写真の<もりんが>。
サラダ、炒め、お浸し等
という食べ方がラベルに書いてあって、
驚きました。
<もりんが>を、
お茶として飲むことは知っていましたが、
食べることができ、
しかも生食も可能とは知りませんでした。
ちょうど、そのときは、
キッチン付きの宿泊施設に泊まっていたので、
試しに料理に使ってみようと、
この<もりんが>を買ってみることにしました。
1パック186円、税込みで200円というお手頃な値段。
それでいて、<もりんが>の葉が、
パックぎゅうぎゅうに詰まっています。
お茶として飲むことは知っていましたが、
初めて接する<もりんが>です。
一枚食べてみると、
自然の葉っぱの味です。
ほうれん草や小松菜などの葉物の野菜とは違った、
野性味を感じさせる味わい。
葉自体には味はありません。
このとき、イカスミジューシー
(イカ墨入りの沖縄風炊き込みご飯)を作ったので、
その上に、パラパラとかけて食べてみると、
ジューシーの濃い味付けと中和する感じで、
よい塩梅でした。
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<もりんが>の栄養素
<もりんが>について、
気になり、調べてみました。
<もりんが>は、正式には「Moringa oleifera」という名称。
根に香味があることから「ワサビノキ」とも呼ばれていますが、
ワサビとは全く関係ありません。
<もりんが>には、
ビタミン・ミネラルなど90種類以上の栄養素が含まれ、
炎症抑制・抗菌作用のほか、
ナトリウムの排出を促すカリウムがあるので血圧上昇を抑え、
しかも、血圧を下げるGABAが豊富という、
まさにスーパーフード。
ただし、
多量に<もりんが>を摂取すると、
流産の可能性があり、
妊婦さんや妊娠の可能性のある方は注意するよう、
厚生労働省より注意喚起が出ています。
<もりんが>は「奇跡の木」?
この<もりんが>のパックに書いてある「奇跡の木」。
調べてみると、
この<もりんが>、栄養素以外にも、
木自体にも、すごい機能があることを知りました。
- 二酸化炭素の吸収率:一般的な広葉樹の約20倍のスピードで成長し、その上、杉の約50倍の二酸化炭素を吸収
- 水の浄化能力:90%以上のバクテリアを除去
- 生育の速さ:植えて2ヶ月ぐらいで葉の収穫が可能
こういう点に注目され、発展途上国で<もりんが>の栽培が広がっているとか。
スーパーフードとしても、<もりんが>は、これから広がりそうですね!!!
粉末や加工された状態ではなく、
葉の状態で、近所のスーパーでも買えるようにしてほしいです。
ハーブのように自分で育てる?
今回の<もりんが>について参考になったページ