「麹と酵母」の発酵生活で健康効果?

発酵食品のある暮らし

コロナ禍で家にいる時間が増えたことをきっかけに、ぬか漬けを始めた。

最初は「続くかな?」と半信半疑だったけれど、気づけば習慣になり、今も続いている。我が家のぬか床は冷蔵庫で管理するタイプなので、1週間ほど旅行に出かけても、意外と無事にいる。

味噌づくりも、コロナ禍で2年ほど作ってみた。最初は「家で味噌なんて難しそう」と思っていたが、やってみると意外にシンプル。麹と大豆、塩を混ぜて熟成させるだけで、香り豊かな味噌ができる。「こんなに簡単なのか!」と驚いたことを覚えている。

そんなふうに発酵食品を手作りするようになってから、ふと気づいたことがある。

 

 

発酵食品と免疫力の関係?

味噌やぬか漬けだけでなく、ヨーグルトや納豆もほぼ毎日食べている。ふだんから発酵食品を摂る生活を続けていたせいか、コロナ禍の間も、大勢の人と会う機会があったにもかかわらず、感染せずに過ごせた。

もちろん、手洗いやマスクといった基本的な対策をしていたのもあるが、「発酵食品を常食していることが関係しているのでは?」と考えた。そして、発酵食品が免疫力に与える影響について、改めて調べてみることにした。

 

 

「腸は第二の脳? 」免疫細胞の70%が腸にある理由

調べてみると、「腸は第二の脳」と呼ばれるほど、身体の健康を左右する重要な器官だという。驚くべきことに、体内の免疫細胞の約70%が腸に集中している。つまり、腸の状態が良ければ、免疫力が高まり、病気にかかりにくくなるというのだ。

発酵食品に含まれる乳酸菌や酵母は、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑える働きを持っている。結果として、腸内環境が整い、免疫力が向上するというメカニズムになっているそうだ。

ある研究によると、ヨーグルトや発酵食品を日常的に摂取している人は、風邪やインフルエンザにかかるリスクが低いという。また、味噌や納豆に含まれる発酵成分には、腸内の炎症を抑える作用があるらしい。

 

 

発酵食品が免疫力を高めるメカニズム

発酵食品の免疫力アップ効果は、大きく分けて以下のような仕組みで働く。

  1. 腸内細菌のバランスを整える
    善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌)を増やし、悪玉菌の増殖を抑える。
    腸内フローラが改善され、免疫細胞の働きが活性化する。

  2. 腸のバリア機能を強化する
    腸粘膜を強くし、有害なウイルスや細菌の侵入を防ぐ。

  3. 抗酸化作用で体を守る
    発酵食品には抗酸化作用のある成分(ポリフェノール、ビタミンB群、アミノ酸など)が多く含まれ、細胞の老化を防ぐ。

こうした仕組みを知ると、「発酵食品ってすごい!」と改めて感じる。

 

食べることは健康の基本

これらのことを知った上で、毎日の食事を見直してみると、やはり「何を食べるか」が健康のカギになると実感する。

発酵食品を習慣にすることで、腸が元気になり、免疫力が高まり、肌の調子も整う。

長く健康でいるために、「何を食べるか」は決して侮れない。

ぬか漬け、味噌、ヨーグルト、納豆……。これからも発酵食品とともに、健康な暮らしを続けていこうと思う。

 

Bon appétit♪

 

 



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