沖縄のコーヒーの仙人

「コーヒーの仙人」と私が勝手に呼んでいる人が、沖縄にいます。

沖縄のコーヒーの仙人・まるい珈琲
仙人の顔は、この絵の通りです

 

 

沖縄県の恩納村(おんなそん)にある道の駅「おんなの駅なかゆくい市場」に、そのコーヒーの仙人がいます。お店の名前は「まるい珈琲」。

 

 

コーヒーの仙人との出会い

5年ほど前におんなの駅を訪れたときに、「まるい珈琲」のお店に置いてあるコーヒーがなんだか気になり、購入したのがきっかけでした。

このときは、たしか、仙人にはお会いしていません。平日は仙人がお店にいることは少なく、商品ケースにコーヒー袋が並んでいて、好きなのを取り、フロア全体のレジで買う形になります。

旅行から戻り、そのコーヒー豆でコーヒーを淹れてみると、深みのあるコーヒーができました。なお、私のコーヒーの淹れ方はフレンチプレスです。

フレンチプレスで淹れるコーヒー
フレンチプレスで淹れるコーヒー

フレンチプレスは、容器に挽いたコーヒー豆を淹れて、80度ぐらいに冷ましたお湯を入れて4分(時間は好みで)ほど待ち、網フタでプレスして完成です。

いろいろなコーヒー屋さんで、「フレンチプレスで淹れるので、それにあった挽き方でお願いします」というと、「通ですね」と言われることが多いです。ドリップよりも、淹れ方が簡単で、コーヒーの味が濃くなるので、長らくフレンチプレスにしているだけなのが本音です。

私は、酸味のある、さっぱり系のコーヒーよりも、
深みの強いコーヒーの方が好みで、この「まるい珈琲」のは、自分の好みにぴったりなコーヒーでした。

 

 

日本一深煎りのコーヒー

仙人のコーヒーの特徴として「深煎り」という点。

仙人曰く、自分の煎り方の深さは「日本一」だそうです。沖縄県に生えているガジュマルの木の炭を使って、手で焙煎し、焦げるかどうかの一瞬を見極めているのだそうです。

日本にいるコーヒー豆の焙煎士も、どうやったら、こんな煎り方ができるのか、ときどき来るそうです。

 

 

まるい珈琲で今まで買ってきたコーヒーの種類

それ以降、恩納村の近くに行く機会があるときには、毎回購入していて、3袋ぐらいまとめ買いです。

その仙人のお店で、今まで買って来たコーヒーの種類を思い出してみると、

  • 深煎ボリビア
  • アラビカピーペリー
  • 超深ゲイシャ
  • アラビカフレンチ
  • まるい超深煎
  • ガラパゴス
  • シュタイナー有機

といった購入歴となります。

買うときは、前回とは異なるコーヒーの種類を選ぶようにしていますが、在庫が多くはないので、お店に行ったら残り少なく、 前回と同じものということも何回かありました。

それほど多くは売っていないので、新しい種類のコーヒーを見かけたら、即買いです。

 

 

冷凍することでコーヒーの風味劣化を防げる 

まとめ買いしているので、その仙人が、 

コーヒー豆を冷凍庫に保存して

と言っていました。

コーヒー豆は、焙煎したら、風味がどんどん落ちていきます。

冷凍すると、コーヒーに含まれる油の酸化スピードを遅くできるようです。

ただ、冷凍しても、風味は徐々に落ちてくるので、早めに飲んでしまった方がよいでしょう。

 

 

コーヒー農家だった仙人

あるとき、その仙人と少し話をする機会がありました。

以前は、沖縄県内でコーヒー畑を作っていたそうです。

しかし、台風が来て、畑がダメになり、一から畑を作り直すのは諦めて、コーヒーの生豆を仕入れて焙煎する商売に転向したということを聞いたことがあります。

 

 

日本で唯一のコーヒー栽培地「沖縄」

ちなみに、沖縄でコーヒーが栽培できるのか調べてみると、

コーヒー栽培の条件として、

  • 降雨量:年間1800mm~2500mm。安定した降雨
  • 成長期に雨が多く、収獲期に乾燥している気候
  • 土地は、肥沃で水はけが良いこと
  • 気温:年平均20℃

といったものがあります。

こういう条件を満たす栽培地は、北緯25度線と南緯25度線との間にある、いわゆるコーヒーベルトと呼ばれる地帯とす。

沖縄は、このコーヒーベルトからは外れているのですが、かろうじてコーヒー栽培の条件を満たしやすいということで、コーヒーの栽培が試みられていました。

それでも、台風の上陸が多く、海に近いため塩害のリスクもあり、コーヒーの栽培には、他の地域とは違った対応が必要となることも多いそうです。

そういう沖縄のコーヒー農家さんの努力により、「沖縄産コーヒー」が登場し、最近人気がでています。

なお、仙人のコーヒーは、いまのところ沖縄産のコーヒー豆は扱っていません。

  

 

偽装「沖縄産コーヒー」に要注意

最近「沖縄産コーヒー」の人気がでています。

ただ残念ながら、この「沖縄産コーヒー」の偽物も出て来ているそうです。

そもそも、沖縄産のコーヒー豆は、それほど多くは収穫できません。

「沖縄産コーヒー」として市場に出回っている量を調べると、その収穫量をはるかに上回っているそうです。つまり、他産のコーヒー豆と混合したり、偽装したりと、いろいろとおこなれていることが推測されます。

信頼できるところで、「沖縄産コーヒー」を購入した方がよさそうです。

 

 

コーヒー一言メモ
抽出されたコーヒーは0.04%程度のカフェインを含むが、それ以外の多くの成分についてはほとんど解明が進んでいない

 

 

2023年後日追記

この記事を書いたのは2018年頃。今では、書いてある内容が少し変わってきています。

  • おんなの駅なかゆくい市場に「まるい珈琲」のお店はありますが、以前のような売り場ではなく、独立した店舗になりました。
  • 「まるい珈琲」では、以前はガジュマルの木で焙煎していましたが、今はガスで焙煎しているそうです。それでも深煎りは健在です。

 

Bon appétit♪

 



Copyright ©2021 KoM の 食べものノート All Rights Reserved.


このサイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません)を使用することがあります。

このサイトは、Amazon.co.jpなどを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムの参加者です。





[Related Sites]
Travel Note | Food Note | Graffiti Note | Flying Note | Business Note | INSTAGRAM(Travel Experience) | INSTAGRAM(Food Experience) | Photo Essay