なぜ、あんみつに「赤えんどう豆」が入るようになったのか。
今年、北海道に旅行をしたときに、地元の農作物売り場で、乾燥の「赤えんどう豆」を購入。豆を水で戻して煮て、食べてみると、食べたことのある触感。「あんみつに入っている豆だ!」
あんみつに入っている豆は、甘味屋さんは、あんこを作るから、そのもとになる小豆かなんかだろうかなと思っていたら、この「赤えんどう豆」だったのかと初めて知る。
調べてみると、
江戸時代に赤えんどう豆の蜜がけが「みつ豆」の原型で、
明治期に、寒天や具材も加わり「みつ豆」となり、
更にあんこを加えて「あんみつ」になった。
ということらしい。
なぜ、「赤えんどう豆」が入ることになったのか、ということまでは、説明が見当たらない。
お正月のおせちに入っている「ちょろぎ」のような、なかなか地味な存在。
きっと、なにかの由来があって、あんみつの具になったのだろう。
赤えんどう豆の栄養等の特徴についてAIに聞いてみると、こんな返事でした。
- 赤えんどう豆は、にんじんや大根よりも食物繊維が豊富で、ほうれん草よりも多くの鉄分を含んでいる。美肌効果や疲労回復に有効な栄養素が豊富に詰まっている。
- 赤えんどう豆は、種皮が丈夫で煮崩れしにくいため、みつ豆や豆大福などの和菓子に使われている。また、落雁(らくがん)の原料にも利用されている。
- 富良野の中で最も北に位置する上富良野町は赤えんどうの一大産地。 国内の需要の6割が上富良野町でつくられている。
「赤えんどう豆」は、栄養素的には、なかなかの実力者のようだ。
普段の食生活に、もう少し取り入れてもいいかもしれないと思った。
Bon appétit♪