YOSHIMI の「カリーヌードル」を食べてみた話(最近、この商品は見かけなくなったのですが、発売終わり?)
カレーの中にラーメンを投入してしまったような、「カリーヌードル」。

「カリーヌードル」に遭遇
何年か前の春に北海道を訪れた際、空港のお土産屋さんで、ちょっと変わったものが目に入り、買ってみました。
その名も「カリーヌードル」。
スープがカレーで、その中にラーメンの麺という食べ物。
そして、余ったスープは、ごはんと一緒に雑炊にするのがオススメの食べ方という。
開拓者精神溢れる北海道
どうしてカレーとラーメンを一緒にしてしまったのか?と一瞬思いました。
どういうきっかけで、この「カリーヌードル」が生まれたのかは知りませんが、「味噌ラーメン」という、従来とは違う風味のラーメンが生まれた北海道は、いろいろな味にチャレンジする風土をもっていて、日本人が好きな食べ物である「カレー」と「ラーメン」を一緒にしてみようと、誰かがふと思いついてしまったのでしょう。
「カリーヌードル」を実食
「カリーヌードル」の箱の中には、カレースープの袋と麺の袋があり、スープを適量の水で薄め、その中で麺を茹でて、完成です。それ以外の具はほとんどなし。具材はトッピグンしないことがオススメされています。
「カリーヌードル」を食してみると、そのものズバリ、カレースープと一緒に麺を食べる、まったく違和感のない味です。
白いご飯との相性もよく、この「カリーヌードル」をおかずに、白いご飯を食べることができます。名古屋の味噌煮込みうどんとごはんの関係に近いです。
カレー文化圏「北海道」
北海道といえば「スープカレー」が人気です。
「スープカレー」とは、インドカレーや欧風カレー、日本の洋食系カレーとは違った風味で、汁がさらりとした、スパイスがよく効いたカレー。
通常のカレーはごはんの上にカレールーをかけますが、この「スープカレー」の場合は、カレールーとご飯が別々で、ごはんをスプーンに乗せて、スープに浸して食べます。
「カレー」という食べ物が、北海道で独自の進化を経て、「スープカレー」になったような感じがします。
北海道のスープカレー屋さんが北海道外に出店しているのを除いて、北海道以外の地域で「スープカレー」に出会うことはほとんどありません。(私が出会っていないだけで、ひょっとしたら北海道以外のエリアにもあるのかもしれません。)
「カリーヌードル」は、そのスープカレーにラーメンの麺を投入したようなもので、たしかに食べ方としてはありだと思います。
考えてみれば、カレーうどんのような感じでしょうか。
「カリーヌードル」は株式会社 YOSHIMIの商品
この「カリーヌードル」は、「株式会社 YOSHIMI (ヨシミ)」の商品です。
「株式会社 YOSHIMI (ヨシミ)」は、
- 札幌カリーせんべい カリカリまだある?
- 札幌おかき Oh! 焼とうきび
といった北海道の名物土産を手がています。
これらのお土産は何回か購入しているが、「株式会社 YOSHIMI (ヨシミ)」のことはあまりよく知りませんでした。てっきりお菓子製造がメインの会社かと思っていたら、飲食店の運営がもともとの事業だということです。
なお、
2012平成24年 2月 YOSHIMIカリーヌードル 発売
ということで、この「カリーヌードル」は、約10年前に発売された商品。
日本にも、新たな食べ物が次々と出てきて、まだまだ知らない食べ物があるなと感じました。
後日追記
最近、この商品は見かけなくなったのですが、発売終わりでしょうか?
Bon appétit♪