初めて食べた「中華そば いのたに」の徳島ラーメン。
ふだん外でラーメンは、ほとんど食すことがなく、たぶん年に2回ぐらいしかないと思います。ラーメンよりも日本蕎麦の方が食す機会が多いと思います。
そんな程度のラーメン度の私が、印象深く記憶に残っているのが、徳島ラーメン。何年か前に徳島へ観光した際に、現地で食べる機会がありました。
当時、徳島ラーメンとは何かを知らずに、前情報を持たずに、まずは食べてみました。
徳島ラーメンの名店「いのたに」
その徳島ラーメンを食べたのは、名店「中華そば いのたに」。
お店に入ると、コの字カウンターが2つあり、そこそこ広めな店内。
自販機で食券を買って、注文します。
訪れたときの値段は、こんな感じでした。
- 大肉: 750円
- 中肉: 700円
- 大盛: 650円
- 中盛: 600円
- めし: 150円
- 生玉子: 50円
- メンマ: 100円
鶏卵不足や燃料価格高騰などで、現在は値段が変わっていると思います。
このとき注文したのが「中肉+生玉子」。
そして、出てきたのが、これです。
ラーメンに煮玉子はよくあるけど、生卵というのは、初めての経験かもしれない。でも、蕎麦やウドンでは、生卵はありなので、けっして変な組み合わせではないと思う。
また、のっている肉がチャーシューではなく、普通の豚肉で、甘辛く煮たもの。
スープは、豚骨醤油ベース。味的には濃い目。ラーメンをおかずに、御飯が食べられます。
あとから知ったのですが、徳島ラーメンの中でスープ色で「茶系」「白系」「黄系」の流派があり、この「中華そば いのたに」は「茶系」の代表格でした。
麺は、ちぢれのない、普通というかオーソドックスな麺。
この麺とスープのシンプルな組み合わせが、絶妙なバランスを生み出しているのかもしれない。
wikiによれば、徳島ラーメンの特徴は、こんな感じとのことです。
徳島ラーメンの特徴
- 徳島ラーメンは、戦後1949年頃に屋台から始まっていると言われている。
- 徳島にとんこつラーメンが広がったのは、日本ハムの前身である徳島ハムの工場があり、安いとんこつが大量に供給されたからといわれている。
- スープは、大きく白・茶・黄の3系統などが見られる。発祥地と絡めて、白=小松島系、茶=徳島系、黄=鳴門系に分類される。
- トッピングされる肉であるが、薄切りの豚バラ肉を醤油や砂糖、みりん、酒ベースで甘辛く煮付けたものが乗せられる。
- 生玉子が特徴的(特に茶系)であり、ほとんどの店で生玉子のトッピングがある。このことから、すき焼きのようなラーメンと表現する人もいる。
なるほど、食べて納得!
Bon appétit♪