「Monkey Head Mushroom」のスープを作ってみました。作り方は簡単なのですが、得体のしれないものでしたので、調べてみました。
- 綠の聖食品有限公司の「猴頭菇茶樹菇湯(Monkey Head Mushroom Agrocybe Soup)」
- 「猴頭菇茶樹菇湯(Monkey Head Mushroom Agrocybe Soup)」の中身と作り方
- 「猴頭菇茶樹菇湯(Monkey Head Mushroom Agrocybe Soup)」の味は?
- Monkey Head Mushroom の効能は?
何年か前に香港に行ったときに、「Monkey Head Mushroom」のスープセットを買い、何年も放置していました。ようやく作る機会があり、作ってみました。
綠の聖食品有限公司の「猴頭菇茶樹菇湯(Monkey Head Mushroom Agrocybe Soup)」
香港の「綠の聖食品有限公司」という会社、パッケージにはなぜか日本語の「の」が社名にはいる。日本人向けのパッケージだからでしょうか。Webサイトによっては「之」と表記されるている場合もある。
この会社は「Monkey Head Mushroom」のスープセットの専門店のようで、上以外にも何種類もの商品が売っているようです。
「猴頭菇茶樹菇湯(Monkey Head Mushroom Agrocybe Soup)」の中身と作り方
パッケージに記載されている内容物と作り方は、こんな感じです。
猴頭菇茶樹菇湯の内容物
- Monkey Head Mushroom
- Agrocybe
- Lotus Seed
- Szechwan Asiabell Root
- Euryale
- Glehnia
写真の右上にある毛玉のカタマリのようなものが、Monkey Head Mushroom。毛玉の様子が、サルの頭に見えなくもないです。
それ以外にも、日本では普通に見かけない食材がいくつかあります。漢方薬に入っているものらしいです。
猴頭菇茶樹菇湯の作り方
Put Monkey Head Mushroom and Agrocybe in a bowl of water for 15 minutes, squeeze out all water, and then boil 12 bowls water in a pot, add in the ingredients and 9 taels of lean pork or a skinned chicken. Simmer for 2 to 3 hours.
↓(日本語訳)
- Monkey Head MushroomとAgrocybeを水の入ったボウルに15分間入れ、戻す。水をすべて絞り、取り出す。
- 鍋にボウル12杯の水を沸騰させ、材料をいれ、2〜3時間煮る。赤身の豚肉または皮を剥いた鶏肉を加える。
「猴頭菇茶樹菇湯(Monkey Head Mushroom Agrocybe Soup)」の味は?
そして、こんな感じに仕上がりました。(ほんとは「皮なし鶏肉」をいれるべきなのですが、コクをつけるために皮付きの手羽先をいれてみました)
濃い烏龍茶のような色のスープになりました。醤油などの調味料は入れておらず、素材だけで、このような色になりました。
そして、飲んでみた味は・・・不味くはないです。ちなみに何も味付けしていません。
しかし、例えようがない独特の風味。苦味等はなく、いろいろな風味が重なり、体にいいんだろうな、という深い味です。
Monkey Head Mushroom の効能は?
この「Monkey Head Mushroom 」の効能について調べてみると、こんな効果があるようです。
- 抗酸化作用
- 抗糖尿病効果
- 抗がん作用
- 抗炎症効果
- 抗菌効果
- 血糖降下作用
- 血中脂質低下効果
- パーキンソン病
- アルツハイマー病
「Monkey Head Mushroom 」は、別名「lion’s mane mushroom」。日本では「ヤマブシタケ」と言われるキノコです。
最近の研究では、神経の成長を促進し、記憶力を向上する効果が発見されたそうです。
そういう効果があると知りながら飲むと、健康になりそうです!
Bon appétit♪