ある日の昼食で食べた<ビリヤニ>で、ふと気になり調べてみました。
ある日の昼食、近くに来ていたフードカーで、
<ビリヤニ>のランチボックスを購入。
そのとき、
ふと、<ビリヤニ>ってなんだろう? と頭に浮かびました。
言葉自体は、最近よく聞くけど、
そもそも<ビリヤニ>って、
何をもって、そう呼ぶのだろう?と思い、調べてみました。
まずは、wikipediaから、
ビリヤニ(ヒンディー語:बिरयानी biryānī)は、
インド亜大陸のムスリムにその起源を持つ混ぜご飯料理である。
スパイスと米(通常はバスマティ米)、肉、魚、卵や野菜などから作る米料理である。
半茹でにした米と、別途調理された具材を合わせて炊き込む。
なるほど、
<ビリヤニ>は、インドの炊き込みご飯。
ある説明によると、
「パエリア」「松茸ご飯」と並び
<ビリヤニ>は世界三大炊き込みご飯の1つと称される
らしいです。
「松茸ご飯」が、世界の三大炊き込みご飯の一つになっていることにビックリ!
「パエリア」は、なんとなく世界中で多く食されている感じがしますが、
「松茸ご飯」って、秋の一時期の食べ物で、そんなに大勢の人が食べないような。。。
「栗ご飯」の方が、食す人が多いと思うけど、どうなんでしょう。
<ビリヤニ>には、きちんとした定義があるようで、
「ビリヤニを国民食へ」というスローガンで活動されている、
日本ビリヤニ協会によれば、
<ビリヤニ>には、以下のように定義されています。
- インドの高級米「バスマティ」を使用していること。
- フライパンで炒めておらず、「パッキ、カッチ、生米(ヒンドゥー式)」のいずれかの作り方を用いていること。
- 2種類以上のスパイスを使用していること。
- イスラム教の教えにのっとり、お肉を使用する場合は「豚肉」以外であること。
読んでいて「?」なところがあったので、
もう少し深堀りしてみました。
インドの高級米「バスマティ」
長粒米を使えばいいというわけではないのですね。
「パッキ、カッチ、生米(ヒンドゥー式)」
- 生米式・ヒンドゥー式:日本の炊き込みご飯のように、グレービー(カレー)に乾燥したお米(生米)をそのまま入れて炊き込む。(味が均一になる)
- カッチ式:生肉をヨーグルトやスパイスでマリネして、その上に別鍋でパスタのように湯取りしたお米を入れて、最後に一緒に炊き込む。(肉の旨味がお米に吸収)
- パッキ式:グレービー(カレー)を作り、その上に別鍋でパスタのように湯取りしたお米を入れて、最後に一緒に炊き込む。(お鍋の個所により味にバラツキ)
2種類以上のスパイス
クミン、ターメリック、カルダモン、クローブ、シナモンなどを使うのが一般的らしいです。
作り方や具材もいろいろとあり、<ビリヤニ>の世界、奥が深そうです。
自分で作れるのかなぁと思い、調べてみると、日本でインド食材店をされている方の<ビリヤニ>の作り方が紹介されている、下のサイトがわかりやすく紹介されていました。
「フライドオニオン」やインドのバター「ギー」が必須だったり、けっこうルールがあるんですね。今度参考にして作ってみたいと思います。
Bon appétit♪